第2回は、ヨガの動作によって身体をリラックスさせ、次に1分間音読で呼吸を調え、静坐の前に
「みかん集中法」という、「離見の見」のメソッドをやってみました。これは、本を速読する
手法のうち、フォトリーディングの際に、リラックス=集中のために行う方法なのですが、
1回で実感するのは難しかったようです。3週間くらい続けてやってみると、実感できるのかも
しれません。
私自身は、何回かやってみて、その後静坐をすると、とても穏やかな時間があっという間に流れ
たのですが、個人差があるようです。
本を声に出して読むというのは、息を吐くことを中心に呼吸にリズムができます。坐禅や静坐の
時に、変に呼吸の長短やリズムが気になって息苦しさを感じた経験から、作為無くして呼吸のリズム
を調えるには、音読ではなかろうか、と1分間音読という本を使って参加者に一つずつやっていただ
いています。太宰修や二葉亭四迷がこんなに早く亡くなったんだ、という改めての驚きや、この本
読んでみたいな、という副次的発見もありました。
茶話会は、参加者の方が紫陽花の半生菓子をお持ちくださり、美味しく頂戴しました。
私がお茶をたてられたら良かったのですが、ペットボトルのお茶を代用で、お茶室気分を味わい
ました。
次回は、体軸を調えるための体幹トレーニングをやってみます。
だんだん盛沢山になって2時間ではおさまらなくなってきています。
会場は9時から12時まで使えるので、ご希望があれば、時間の拡張もできるのですが、
今のところは10時からはじめて、片付けも含めて12時には終了でやっていきます。