13日 4月 2024
岸見一郎さんの『老いる勇気』の中に、 亡くなった人を思い出すとき、その人は 生き続けているんだ、というくだりがあります。 不死と書いてありました。 また、三木清の言葉「執着する何ものもないといった 虚無の心では人間はなかなか死ねないのではないか」、 「深く執着するものがある者は、死後自分の帰って ゆくべきところをもっている」といいます。...
静坐のこと · 30日 3月 2024
今日3月30日は、今年度最後の静坐会でした。 しかし、「今年度」というのは変ですね。 会社でも学校でもないのです。静坐には進級も 蓄積もありません。何年やったから何かがたまる ようなものでもないのですから。 それはさておき、今日は坐る前の体のメンテナンスに 首の体操を5分ほど加えてみました。そのあと、10分...
静坐のこと · 28日 2月 2024
2月24日の土曜日の静坐会は、私ひとりでした。 私の場合、仕事にしろプライベートにしろ、一人で考え 一人で行動することが多いので、一人は慣れたものです。 もちろん、複数の人への発言や意見調整の場面もありますが、 場数が減っているので、伝わるように話すのや、相手の言う ことを理解して返答するのが、とってもへたになっている のが難点です。...
静坐(坐禅)の目的 · 22日 2月 2024
オカルトというのは、超自然、神秘的、魔法的という語らしいが、 坐禅をすると、そういうものがどこからか舞い降りてくるのでは、 と思っている人がいるらしい。 たとえば、この記事はどうだろう> 中野信子に聞く、直感力の正体。 | Vogue Japan 「オカルト」という語を「直観力」という語に置き換えると、なにか 学問に裏打ちされたような気になりはしないか?...
坐っていると思うこと · 10日 2月 2024
今日の静坐会は、「就寝前のストレッチ」のメニューを 7分ほど行ってから、ただちに30分坐り、5分休憩して、 また10分坐るという、「茶話会中はさみ方式」から転換 してやってみた。 身体をほぐしてから、即、静坐をするほうが良い意味での 集中が継続するように思ったが、参加者の方の感想は聞きそびれた。...
静坐(坐禅)の目的 · 25日 12月 2023
22日は今年最終の静坐会でした。 静坐というのは特別なことをするわけでは ありませんから、特別なことが起きるわけでも ありません。毎日ご飯を食べたり、本を読むたび に新しい喜びや発見があるわけではありませんよね。 それとおなじです。 日常とは別に非日常なのだから特別なことが起きて ほしい、と思いたい方もいるでしょうが、テーマパーク...
感情との向き合い方 · 09日 12月 2023
この静坐会も昨年の6月からだから1年半になる。 今日坐りにおいでになる方がいるというので、昨日は 甘いお菓子、それと多胡麻のせんべいを用意した。 そして、二回坐り、星の本、この方は冥王星という日本名 をつけた方の本だというが、それと今年あったことなどを お互いに話ながら、いつものとおり時間の半分は坐り、 半分は本を読んだり、茶話で過ごした。...
坐っていると思うこと · 18日 11月 2023
今日も静坐会でした。まずは、坐れる身体の軸をつくるということで、 はじめたヨガはピラティスからサーキットトレーニング化して、終わると 息が弾みます。次に、もともとは呼吸を調えるためだった一分間音読は、 好きな本を持ち寄っての音読とビブリオバトル化して楽しいひと時に なっていますし、お茶タイムも世話話とともにお土産なども賞味して...
静坐(坐禅)の目的 · 10日 11月 2023
前回、人は間が大事だから「人間」としたのだろう、という 根も葉もない憶測を書いたが、今日図書館で『仏教が生んだ 日本語』という本を見つけた。大谷大学編の毎日新聞社刊の 本である。 これによると、「仏教文献には、迷いの世界とその中に生存 する者のありさまを説いて「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・...
坐っていると思うこと · 09日 11月 2023
人と会話していて大事なことは「黒白をつけない」ということだと思う。 会話は勝負でも試験でもないから、Yes ? or No ?という場面は少ない。 仕事でNOと言いたくなるような上司の理不尽な時でも、NOといわず、 「あなたはこういうことをいいたいわけですね。」とオウム返しにして おくだけで受け流すことにより、対立を避けることができる。...

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