今日は、小林弘幸著『自律神経 今日から整う最新1分体操』の
本から、朝に行う5つをやってみました。呼吸の仕方から始まり
ますが、5つでも5分で終わります。
やってみたら、結構いいですね。ちょっと、続けてみようと思い
ます。
松岡正剛さんの『戒・浄土・禅』も読み始めました。
「仏教とはせんじつめれば、意識をどのようにコントロールするか
という方法である。」とあります。また、坐わって考えるというのは
アジア独特のモンスーン気候だからで、砂漠など熱射気候では、二者
択一の行動型でないと生き残れないだから、一神教なのだ、という
のも書いてありました。坐禅というのは、存在が無から坐りなおす
ことで、坐っただけではただの状態だから、出定が対である、という
ようなのも出てくる。
面白いのは、仏教信者でない人が仏教がどんなふうに見えるのか、
ということだ。相手のことがわかるからコミュニケーションというのが
あるわけで、坐禅にしろ、仏教一般にしろ、この静坐会にしろ、
ここでは、こういうことをしますから、これに従ってください、と
いうのを続けているように思えたのです。
目線を固定してしまっていて、耳や目もついているのに、世間がバイアス
がかかってしまっているから、聞き取れない、見えない、というのが
あるのではないかと感じたのです。
「聞く力」という言葉も最近聞いた気がしますが、仏教の本というと
その世界の人が書いているのがほとんどですよね。
この本はお勧めだと思います。