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久しぶりの一人の会

今日は、ひとりの座禅会。

四弘誓願、般若心経、延命十句観音経、和讃、などを読んだあと

ヨガもどきの動作など十分に体のウオーミングアップをしました、

まずは30分座りました。周りに誰もいない一人の部屋がよかった

のか、何も浮かぶことなく、いや組んだ足の痛さで、10分ごとに

右、左と半跏、最後は正座で10分でした。

 

そのあと、いつもの本読み。銀河鉄道の夜を読みましたが、そのなかで

星めぐりの歌が出てきたので、声を出して歌いましたが、音痴でした。

苦笑をしたのち、一人のお茶タイム。今日はゴマせんべい。

これがゴマがたくさん入っているのを持ってきたので、おいしく

ついついたくさん食べました。

 

それから、また藤田一照さんと山下良道さんの本『アップデートする仏教』

の付録の「座禅のやり方』を全文音読。

強為ではなく「任運自然の動作」で坐るということ、これは道元さんの

教えですが、それを読んでからまた少し坐りました。

 

すっきり坐ることができました。

 

なになにのためという坐禅は「手段」や「方法」ではない、そういう

ことです。

 

働くこと、生きることというのも、お金のため、いきがいのため、など

理屈をつけたりしますが、本当のところはどうでしょう?

 

考えていたことが本質でないため、働いたり、生きている間、なにかあると

その都度迷ったりするのですね。