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世間虚仮

今日も静坐会でした。まずは、坐れる身体の軸をつくるということで、

はじめたヨガはピラティスからサーキットトレーニング化して、終わると

息が弾みます。次に、もともとは呼吸を調えるためだった一分間音読は、

好きな本を持ち寄っての音読とビブリオバトル化して楽しいひと時に

なっていますし、お茶タイムも世話話とともにお土産なども賞味して

喫茶店にいるようで、ついつい長くなってしまいます。

今日のメニューは、レーズンウイッチとゴーフル、それに渋い日本茶

でした。お皿もなく、お茶は紙コップでしたけれど。

もちろん、2回しっかり坐るので本旨ははずしていないつもりですが、

さて、その本旨とはなんだと思いますか?

 

この会は禅宗の会ではないので、本旨はそれぞれの目的でよいとして

始めたものです。

ただ、もし、禅宗とはなんですか?と聞かれたら、春秋社の本、

『ひろさちやのいきいき人生2 禅にまなぶ』をおすすめしたいと

思います。

 

禅は、世間に寄り添って、毎日の生活に役立つものでも、精神的支柱が

できて、仕事や家庭が円滑になり円満な人格形成になる、などというもの

でしょうか?  それならば、ろくでもない禅僧をみかけるのはなぜでしょう?

心の平安を昼間に借金取りから追われて、夜になると来なくなるから一安心

する、そんな「坐禅の安心」になっていませんか?とこの本は始まります。

 

あとは、読んでのお楽しみです。

 

次回は12月23日と思っていましたが、12月9日の土曜でした。

 

来月は、仕事も家庭も忙しい方が多いでしょう。

 

誰も来なくとも、一人で、今日のようにみんなが来る前に四弘誓願はじめ

いろいろ唱えてから、ひとりヨガ、音読、お茶、もちろん2回の静坐は

予定どおりやります。